<水>
秦野市には県内で唯一の盆地があり、その地下は天然の水がめ構造となっている。昭和 60 年に全国の名水百選「盆地湧水群(はだのぼんちゆうすいぐん)」として選定され、平成 28 年には名水百選の選抜総選挙「おいしさが素晴しい名水部門」で一位に輝いた水である。
<大豆>
豆腐の主原料となる大豆には、「津久井在来大豆」を使用している。この大豆は相模原市 緑区の千木良(ちぎら)地区を中心に、県内で古くから多くの農家で栽培されていたが、第2次 世界大戦後は輸入大豆に押されて激減、「幻の大豆」となってしまった。平成20年には保護 の観点からも「かながわブランド」として認定されており、大豆の甘さを活かした商品づくり、地 域貢献の意識から、三河屋でも積極的にこの大豆を採用している。
<製法>
非常に濃い豆乳へのこだわり
美味しい豆冨造りに欠かせない豆乳造りにおいて、製造する機械の選択にもこだわり
限定給水での浸漬により、非常に濃い豆乳を抽出しています。
再加熱しない豆腐へのこだわり
一般的にお豆冨は、長期間日持ちさせるた為、容器ごと再加熱殺菌しています。
その結果、大豆本来の風味・甘み・旨みは損なわれてしまいます。
そこで再加熱することなく、様々な工夫を凝らし、出来立ての美味しさをそのままに
安全で大豆の風味・甘み・旨みを生かしつつ、日持ち可能な豆冨を造り上げています。